【論文掲載報告】医療費を減らすには空気をきれいにせよ? 

Association of PM2.5exposure with hospitalization for cardiovascular disease in elderly individuals in Japan

ベルギー留学中の貝原先生が1st authorの論文がNature Scientific Reportsに掲載されました。
以下、共著者の米山先生による論文の紹介です。是非もと論文にもaccess下さい。
後日貝原先生の近況を改めて報告いただく予定です。
貝原先生、共著の皆様おめでとうございます。

「心臓血管病の入院、医療費を減らすには空気をきれいにせよ? 日本循環器学会のデータ解析」

日本循環器学会のデータを利用して、大気汚染物質(pm2.5)と心臓血管病の入院、医療費の関係を調査した結果が、聖マリアンナ医科大学、循環器内科、貝原医師らによって、Nature系の医学雑誌、Scientifec reportに報告された。


大気汚染(pm2.5)が肺や心臓に悪そうだということはなんとなく知っている。でも、大域汚染が基準値以下でも心臓病が発症するのだろうか?どんな人が大気汚染(pm2.5)暴露に気をつけた方がよいのか? 高濃度の大気汚染は医療費を入院期間を延長させるのだろうか? 大気汚染物質と入院費の関係はどうなのか? 本邦では、大気汚染が与える心臓血管病の発症とそのかかる医療費が明らかになっていなかった。 そこで 貝原医師らは、CVDで緊急入院患者、本邦の85万人を調査し、大気汚染が与える心臓血管病のリスク、医療費の関係を調査した。その結果、大域汚染物質PM2.5は心臓血管病の発症だけでなく、医療費も高騰させていたことを突き止めた。また、高齢者は若年者よりPM2.5の低暴露で、心血管病を発症してしまう傾向にあった。これらの関係は正の相関関連があった。これはを意味するのは、大域汚染物質PM2.5が現在の基準値以下であっても、PM2.5の上昇に伴って心臓血管病のリスクが高くなることである。
心臓血管病の予防、医療費の高騰の抑制には、大域汚染物質PM2.5は低ければ低ければ良いということが考察された。高齢化社会の先進国である日本のこのデータは、これから高齢化社会を迎える他国にも重要な知見となる。

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