コロナ後遺症外来の経験から 体位性頻脈症候群とは

聖マリアンナ医科大学では総合診療内科 土田知也先生を中心にコロナ後遺症外来を行っています。この経験の中で、いわゆるコロナ後遺症として有名な知覚、味覚異常の他に、体位性頻脈症候群があることが徐々に知られてきました。

聖マリアンナ医科大学循環器内科では石橋先生を中心に、体位性頻脈症候群 POTSの診療を行っています。今回、POTSの症例報告がPublishされました。
地域の医療機関でも同様の症状を呈する方がおられる可能性があり、広くこの知見を共有して頂きたく、論文を紹介いたします。
コロナ後遺症に悩む患者様の症状緩和、治療の一助となれば幸いです。
また診断、治療に関し地域の医療機関の皆様からのご相談もお待ち申し上げております。
本ブログをお読みの一般の方におかれましては、まずは近隣の医療機関にご相談下さい。

10.2169/internalmedicine.7626-21

Post-COVID-19 Postural Orthostatic Tachycardia Syndrome
Yuki Ishibashi, Kihei Yoneyama, Tomoya Tsuchida, Yoshihiro J. Akashi, 
Internal Medicine,
論文ID 7626-21, [早期公開] 公開日 2021/05/29
Online ISSN 1349-7235, Print ISSN 0918-2918
https://www.jstage.jst.go.jp/article/internalmedicine/advpub/0/advpub_7626-21/_article/-char/ja

体位性頻脈症候群とは
Postural orthostatic tachycardia syndrome (POTS:ポッツ)
体位によって脈拍数が上がり、動悸や息切れを自覚する起立調整障害の一種です。時にめまいやふらつき・頭痛などが起こることもあり、日常生活や就学・就労が困難になることがあります。

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